バードフレンドリーコーヒーという言葉を聞いたことはありますか?
少し耳慣れない言葉ですが、知らない間にマークは目に入っているかもしれません。
「オーガニック」や「フェアトレード」のようにコーヒー豆にマークといっしょについている言葉なんですよ。
バードフレンドリーコーヒーとはどんなコーヒーなのか、言葉の意味やマークもご紹介!
いっしょにバードフレンドリーコーヒーのおすすめ商品もご紹介しますよ。
フェアトレードって?という疑問はこちらに詳しくまとめてありますのでご覧くださいね。
バードフレンドリーコーヒーとは?
バードフレンドリーコーヒーとは、渡り鳥にやさしい栽培方法で育てられたコーヒー豆のことです。
コーヒー豆を栽培するには大きく分けて2つの方法があります。
・サングロウン(直射日光)
森を切り開いて日が当たりやすくし、収穫用の機械なども使ってたくさんのコーヒー豆を栽培する方法。
・シェードグロウン(木陰栽培)
昔ながらの森を維持し、木陰でコーヒー豆を栽培し手摘みで収穫する栽培する方法。
サングロウン(直射日光)の方がもちろん手間も少なく収穫量も多いので、どんどん広がっていった結果コーヒー豆の収穫量は増えましたが、
森などの自然環境が減り渡り鳥が減り始めてしまったのです。
そのためコーヒー豆の育つ熱帯の森林を利用したシェードグロウン(木陰栽培)で育てられた有機栽培のコーヒー豆をプレミアム価格で買い取り
生産農家を支えながら自然を守り、そこで休む渡り鳥を守る「バードフレンドリープログラム」がはじまりました!
バードフレンドリーコーヒーの認証基準
バードフレンドリーコーヒーの認証基準は「有機栽培である」「シェードグロウン(木陰栽培)で栽培している」の2つです。
この「シェードグロウン(木陰栽培)で栽培している」はかなり条件がきびしいんです。
・シェードツリーが農園の40%を覆っていること(地面から空を見上げた時、シェードツリーの枝葉に40%覆われていること)
・11種類以上の樹種で構成されていること
・樹木の20%が15メートル以上の大木であること、60%が12メートル以上の中木であること、小木が20%あること
かなり条件が多いですよね。
でもこの条件を満たしたシェードグロウンでコーヒーを育てている農園では
その他の農園に比べておよそ2倍の種類の動物が生息すると言われています。
つまり、シェードグロウンはそれだけ自然な環境を維持している農場なんですね。
マークの意味とは?
バードフレンドリーコーヒーのマークには、コーヒー豆の上を緑の木がおおい、その緑の中に渡り鳥が飛んでいる姿が描かれています。
渡り鳥の過ごす、自然豊かな農場で収穫されたコーヒー豆だと、見ただけで伝わってくるようなシンプルですてきなマークですよ。
バードフレンドリーコーヒーでおすすめの商品
上島珈琲「有機珈琲バードフレンドリー®ブレンド(豆)」
値段(税込):885円
内容量:170 g
上島珈琲「有機珈琲バードフレンドリー®ブレンド(粉)」
値段(税込):885円
内容量:170 g
バードフレンドリーのコーヒー豆を3種類ブレンドしたブレンドコーヒー。
酸味は控えめで、コクのある味わいになっています。
カルディ「【焙煎珈琲】バードフレンドリー(R) ブレンド」
値段(税込):999円
内容量: 200g
3種類のバードフレンドリー認証コーヒーのみをブレンドした、柔らかな口あたりと甘い余韻が特徴のバランスのとれたコーヒーです。
https://kaldi-online.com/item/4515996016622.html
カルディのその他のおススメのコーヒーはこちらにまとめてあります。参考にしてくださいね。
この記事の始めに出てきたフェアトレードについてはこちらからどうぞ。
あとがき
バードフレンドリーコーヒーの条件を見ると、とても手間がかかりそうなので身近では手に入らないのかな?と思ったら、
カルディや上島コーヒーなど身近なコーヒーメーカでも取り扱っていました。
おいしいコーヒーを楽しむだけで自然を守ろうとがんばっているコーヒー農園を応援できて、渡り鳥のためにもなる「バードフレンドリーコーヒー」。
とてもすてきな取り組みなので、ぜひ応援したいですね。
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