コーヒーは糖質の吸収を穏やかにする!食後はNG?朝の空腹時で効果をアップさせよう

糖質を控えるためにいろいろ工夫している人は多いと思いますが、コーヒーが糖質の吸収を穏やかにするということは知っていますか?

食後のコーヒーはNG?朝の空腹時は効果がアップする?

そんな疑問にもお答えしつつ、コーヒーを飲むことによって糖質の吸収が穏やかになることやその飲み方についてご紹介します^^

糖質の吸収とはそもそも何か

 

ぽん太
 最近「糖質」って良く聞くけど、「糖質の吸収」ってさらに難しそう
さくら
大丈夫!わかりやすく説明するからちゃんと起きててね
ぽん太
Zzz~
さくら
こらこら(笑

 

三大栄養素といわれるタンパク質・脂質・炭水化物は良く知られていますね。

その中の炭水化物は“糖質”と“食物繊維”によってできています。

その糖質の吸収が、健康面やダイエットに影響しているのです。

食事をすると、唾液とか酵素の働きで糖に分解された栄養が腸内で吸収され血液に入ります。

血糖値が上がるというのはこの状態のことで、上がりすぎると良くないので血糖値を下げるために、膵臓からインスリンが分泌されます。

その過程で、余分な血中の糖分は脂肪に変えられて体に蓄積されます。

血糖値の上昇が緩やかならインスリンはたくさん分泌されません。

空腹のとき、いきなりお菓子やごはん類など糖質の多い食品をたくさん食べてしまうと血糖値も急上昇しインスリンの分泌も増えて、脂肪を体内に蓄積することになります。

この上昇を穏やかにすれば糖質の吸収も穏やかになり、肥満防止・ダイエットにつながります。

コーヒーは糖質の吸収を穏やかにするよ

コーヒーには糖質の吸収を穏やかにする働きがあります。

うれしいことに、コーヒーを飲むと血糖値の上昇が抑えられて、糖質の吸収が穏やかになることがわかっています。

ということはダイエット中にコーヒーを飲んでもよいのでしょうか?

大丈夫です。コーヒーはOKです。

コーヒーを積極的に飲んで糖質の吸収を穏やかにすることは健康面にもダイエットにも良い結果が期待できます。

コーヒー自体に含まれる糖質の量も100mlに0.7gと微量です。

スポーツドリンクなら6.2gも含まれているんですよ。ペットボトルの甘いコーヒーには35gも。

砂糖・甘味料は糖質ですからダイエット中は控えた方がいいです。

ちなみにコーヒー自体はカロリーも低くて、100㏄当たり4カロリーです。

 

さくら
スポーツドリンクより、ペットボトルの甘いコーヒーの方が糖質たくさん入っているね
ぽん太
おいしいけど気をつけなきゃね

 

カフェイン

カフェインはコーヒーの成分でよく知られていますね。

コーヒーの成分中でカフェインの割合は1~2%程度です。

カフェインの働きにはどんな作用があるかと言いますと、脂肪燃焼効果・覚醒効果・消化促進・血行促進などがあげられます。

コーヒーに含まれるカフェインの覚醒効果を期待して眠気覚ましにコーヒーを飲む人は多いと思いますが、カフェインにはその他に脂肪燃焼を促進する働きもあるんですよ。

カフェインの脂肪燃焼を促進する働きは、コーヒーを飲む事とその後の運動によって効果が高くなると言われています。

カフェインはコーヒーのほかにも、緑茶・抹茶・紅茶・ウーロン茶などにも含まれています。

 

クロロゲン酸

コーヒーの特筆したい成分として最近注目されているのが、クロロゲン酸です。

コーヒーに多く含まれていて、コーヒー豆なら全体の成分中5~10%を占めます。

具体的には、苦みや渋み、香りの元になる成分です。

クロロゲン酸は、血糖値の上昇を抑えて糖の吸収を穏やかにし、さらに脂肪を燃焼させて体脂肪を減らす働きもあります。

クロロゲン酸はポリフェノールの一種です。

ポリフェノールと言えば、強い抗酸化作用ですね。

体が酸化によって健康を害するのを防ぐ働きのことですが、この性質が赤ワインと同じくらいコーヒーに含まれています。

赤ワインは主に食事中に飲むと考えられますので、それに比べるとコーヒーの方が日常的に取り入れやすいので、ポリフェノールを摂るための代表的飲み物と言えるでしょう。

飲むタイミングが大事!食前や空腹時にしよう

クロロゲン酸の糖質の吸収を穏やかにする効果を期待してコーヒーを飲むなら、タイミングも大事です。

いつ飲んだらいいのでしょうか?

答えは食前や空腹時です。

クロロゲン酸の糖質の吸収を抑えたり、脂肪の分解を助ける働きを期待するなら、まず、食べ物より先にコーヒーを飲むようにしましょう。

それも浅煎りコーヒーが良いです。

クロロゲン酸は、熱に弱いので深煎りより浅煎りコーヒーの方が多く含まれています。

できれば、80℃くらいのお湯でドリップしたらさらに効果的です。

朝の1杯のコーヒーは、ダイエットも期待してドリップコーヒーで…と行きたいところですが、忙しいときはスタバに直行してしまうのも良いかもしれません。

一つ注意してほしい点はコーヒーを飲むと胃液の分泌も促進されますので、胃の調子が良くない時の空腹時は糖質の少ない豆乳や生クリームなどを加えたりと胃の粘膜の保護にも気を付けましょう。

 

食後はダメだよ

コーヒーは食後でしょ!という人は多いと思います。

ところが、コーヒーのクロロゲン酸の働きを期待するなら食後のコーヒーは効果的とは言えません。

どうして、食後はだめなのでしょうか?

糖質の吸収を穏やかにするためには、食べた物の消化が体内で始まってからクロロゲン酸を摂る(=コーヒーを飲む)のでは効果はあまり期待できません。

食後にコーヒーを飲んではいけないということではないです。

食前に浅煎りのコーヒーを飲んでダイエット効果を期待し、食後にはゆったりと深煎りコーヒーでリラックスするというパターンはありです。

また、コーヒーの成分には鉄分の吸収を阻害する働きも含まれていて貧血気味の人は、食後のコーヒーを避けた方が良いと思います。

 

あとがき

コーヒーにクロロゲン酸という成分が含まれていて、糖質の吸収を穏やかにして脂肪燃焼も手伝ってくれます。

コーヒーのカフェインにも脂肪燃効果がありますのでダブル効果が期待できそうです。

今まで食後のコーヒーオンリーだったら、これからは+食前も習慣にしてみると太らない体になってくれるかもしれません。

さくら
コーヒーの飲み方ひとつでダイエット効果が期待できるならいいね
ぽん太
ちゃんと運動もするんだよ
さくら
へへへ。はーい☆

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