幼稚園や保育園の保育料無償化について最新情報をまとめています。
私立も対象か、いつからなのか、所得制限や専業主婦は不公平なのか?について細かく説明しています。
保育料だけでなく、入園金や給食費などなど、気になるその他の出費はどうなるのか?
無償化になった場合の今後の幼稚園選びについても個人的意見を書いています。
また無償化を喜んでいないママたちの気持ちなどもまとめましたので、ぜひ参考になれば幸いです^^
目次
幼稚園の無償化最新情報!
最新の情報だと、2019年の10月から無償化がスタートするようです。
これは自民党のマニフェスト(公約)でしたが、具体的にいつになるかということがずっと注目されていました。
これまでの自民党や安倍首相の発言などは以下の通りです。
自民党のホームページでは
「2020年度までに、3歳から5歳までのすべての子供たちの幼稚園・保育園の費用を無償化します。0歳から2歳児についても、所得の低い世帯に対して無償化します」
と記載しており、安倍首相は人づくり改革について力を入れようとしているようです。
実際に安倍首相は・・・
「どんなに貧しい家庭に育っても意欲さえあれば専修学校や高等教育、大学にも進学できる社会に変革をしなければならない。真に必要な子供に限って、高等教育の無償化を必ず実現していきます。」
と発言しており、
「0歳から2歳児も所得の低い世帯には全面的に無償化します。待機児童解消を目指す安倍内閣の決意はゆらぎません。」
とも言っています。
実はジェームズ・ヘックマンという教授が、就学前の教育は、それ以降の教育に比べてより教育効果が高いということを40年の研究で明らかにしているのです。
つまり幼児教育に力を入れると、その後も高いレベルでそれを維持することができるということなんです。
そんなわけで注目された幼稚園保育園などの無償化ですが、詳細を次から説明していきますね^^
私立幼稚園の補助金についてはこちらからどうぞ☆
私立幼稚園も対象?いつから始まる?
国がお金を出すのだから、公立に限るのでは?と思う人もいるかもしれませんが、今回は私立幼稚園も対象になっています。
具体的には無償化になる保育料の上限が決まっており、セレブ幼稚園のようなところは一部負担扱いとなるようです。
以前は先行して5歳児のみスタートという話もあったようですが、最新の情報では対象の全年齢で2019年10月からスタートするようです。
無償化に所得制限はある?具体的な金額まとめ
無償化になる対象は年齢・所得・通園している施設によって異なります。
以下にまとめたので参考にしてください。
未満児の場合は、住民税非課税世帯(年収約250万円以下)のみが対象となります。
・認可保育所や認定こども園などの認可施設は無償化となります。
・認可外施設は月4万2,000円までが上限となります。(認可外保育所やベビーシッターも含みます。)
3歳以上は、全世帯が対象となります。(所得や家庭環境も関係なし)
・認可施設は保育所・幼稚園・こども園が無償化となります。
※ただし高額な保育料の幼稚園は上限金額が決まっています。(2万5700円まで)
・認可外施設は月3万7,000円までが上限となります。
・幼稚園の延長保育(一時預かり)も月3万7,000円(保育料無償化分を含む)までが上限となります。(つまり11300円まで)
幼稚園に通う2歳児の保育料も無償化?
2018年から一部の幼稚園で2歳児の受け入れが開始されました。
この場合の2歳児の保育料はどうなるのか?ということについて説明します。
先の説明で、2019年から0~2歳児の保育園児は住民税の非課税世帯のみ無償化の対象になると記載した通り、
現状では幼稚園に通う2歳の全園児の保育料は無償化の対象になりません。
ただ2歳児受け入れの幼稚園が増えたり、無償化が始まってから今後変更になる場合も十分考えられます。
今後に期待したいですね><!
入園金や給食費はどうなる?
「幼稚園の無償化」というワードだけで、「幼稚園がタダで通わせられる!」と思ってはいけません。
今回無償化の対象になるのはあくまで「保育料」です。
入園するにあたってかかる高額な入園金や、制服代、バス代、その他冷暖房費、給食費などは無償化の対象にはなりません。
その為、今後幼稚園選びの際は保育料以外にお金がどの位かかるかもチェックしておくことをオススメします。
例えば・・・
・お弁当の日はなく毎日給食費がかかる幼稚園(その分親の負担は減りますが★)
・行事や遠足ごとに高い費用が請求される
・制服が高い
・幼稚園で習い事をさせる場合
※上にあげたようなことは、幼稚園によって金額に大きく差が出るところなので、ぜひ情報を集めておきましょう!
専業主婦だと不公平なの?
今回の保育料無償化の中で、専業主婦に不利なことがひとつだけありました。
それは幼稚園の延長保育(一時預かり)については、保育の必要性が認定される家庭=つまり兼業家庭のみ対象になるということなんです。
兼業家庭だけが、保育料上限25700円+延長保育(一時預かり)上限11300円=37000円の対象になるということなんですね。
「延長保育も補助が出るなら仕事したい!」というママは多いと思いますが、仕事を探す期間は延長保育料がかかってしまうようなので、こちらも覚えておきましょう。
幼稚園・保育料の無償化は喜べない?ママたちの心配
さて、子供の教育費が減ると喜ぶママは多いと思いますが、そうでないママが多いのも現実なんですね。
というのも、少子化と言えど幼児教育を無償化にするにはかなりのお金がかかるはず。
借金大国の日本の、どこにそんなお金があるというのでしょう。
そう、察しの良い人はもうおわかりですね;
ついに消費税が10%になるんですよー!
消費税が上がると、やっぱり子供を持つ家庭は財布のヒモがきっつきっつになります(笑)
独身時代と違って、息吸ってるだけでかかるお金がケタ違いですからね;
そんな消費の低迷をさけるべく、保育料の無償化を同時にやろうという訳なんです。
今回の保育所、幼稚園の保育料無償化はおよそ1兆7千億円かかるのですが、消費税を10%にするとおよそ5.6兆円の増収が見込まれるそうなんです。
大きいですよねぇ。
そんなわけで、保育料が無償化になっても安心はできないんですね;
まとめ
幼稚園の保育料無償化についてのまとめでしたが、わかりやすかったでしょうか?
物価も上がっている今、増税されたら生活費が恐ろしいことになりそうです><
でも国が教育に力を入れようとしてくれているのはありがたいですよね。
「生まれ育った環境=知能の高さ」みたいな世の中はやっぱり避けて欲しいですし;
私も幼稚園児の育児をしている身なので、とても勉強になりました。
情報が更新されたら随時追記していきます!
私立幼稚園の補助金についてはこちらもどうぞ☆
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